WeeklyH26Mar03

連載


為替について
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先週末の雇用統計で、非農業部門雇用者数が、14万9千人の予想に対し、17万5千人と発表されたため、ドルがかなり上昇し、103円台での越週となり、一気に相場の雰囲気が明るくなりました。
確かに、101円台や102円台で揉んだ期間が、1カ月近くになり、底固めをしたと捉えることもできます。
しかし、市場参加者は、片目で経済指標を見ている一方、もう片方の目で、クリミヤ情勢を見ている気もします。
クリミヤ情勢については、東西冷戦の再来かと思われるような動きとも考えられ、事態をあまり楽観視してはいけないような気がしています。
このまま、一気に104、105円台を見る相場ではないと思われます。

ユーロドルは、ドルとは全く異なる事情で、欧州中央銀行が利下げをしなくて済むのではないかという金利の先高観から買われました。
しかし、欧州とて、クリミヤ情勢の影響を無視できる立場ではありません。
やはり1.38台は納得できますが、1.40を目指す動きとは捉えていません。

ドル円にも、ユーロドルにも不安な材料があるため、ユーロ円について、あまり強気な発言ができる状況ではないと考えています。
143円台での越週となっていますが、140円からそれなりの距離があるとしても、140~145円のレンジに入ったと断定すべきではないような気がしています。

誰の金だ?
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ここ山梨県は、都市銀行不毛地域だ。

ほとんどの都市銀行が甲府にしか支店を持たないし、某都市銀行に至っては、県内に1つの支店もない。

そして金を下ろすとなると、コンビニのATMということになる。
ある日、利用しようとしたら、手数料が210円もかかるという。

この話をすると、外人は、かならず全員びっくりする。
「自分の金を下ろすのに手数料がかかる国があるのか?
一体だれの金だ?!」

海外では、コンビニで金を下ろせるなどということがほとんどない。
そんなことをすれば、コンビニを襲えば、現金が手に入ってしまうから。

どうなるかというと、自分の銀行の支店を探しまわり、そのキャッシュ・ディスペンサーで下ろすのだ。
つまり、どこでも自分の金が下ろせるというコンビニエンスな状態の手数料を払っているのは、自分たちなのであった。

便利がいいか、金が惜しいか?
永遠の課題だ。

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