第2章 FXのおもな特徴 2-2 スワップポイントのしくみ

FXファースト・ステップ 連載


通貨間の金利差から発生するのが「スワップポイント」。諸外国の金利を確認した上で、FXならではのうまみを利用しない手はありません。

FXで為替差益と共に利益を得る方法として重要なのが「スワップポイント」です。外国為替取引を行う2国間の通貨の金利差によって発生する調整金額を指します。

金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買う場合、通貨間の金利差からその差額を毎日受け取ることができるのです。逆に、金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買っている時にはその金利差分を支払わなければなりません。FX取扱会社のオンライン取引画面では、各通貨ペアのスワップポイントが1日あたりの金額に換算されて表示されています。

近年の金利水準を前提とするならば、仮に「ドル買い/円売り」の取引をした場合、円の金利よりドルの金利の方が高いため、日米間の金利差を受け取ることが可能です。反対に、「ドル売り/円買い」の取引をしている場合には、金利の高いドルを借り入れ金利の安い円を預け入れることになるので、金利の支払いが発生してしまいます。

スワップポイントは毎日発生する

なお、取引を行うと通常2営業日後が決済日となり、通貨の交換(受け渡し)が行われます。ただし、ポジションを持ち越して通貨を保有する(ロールオーバー)際には、保有期間に応じて取引通貨間の金利格差を調整します。これがスワップポイントです。

よって、スワップポイントは取引が成立した時点では発生しません。ポジションを繰り延べして決済日をを1日延長するごとにその差額の受け払いが行われます。

ポジションを繰り延べると発生

昨今、日本の金利は諸外国に比べて低水準にあるため、外貨の買い(円売り)ポジションで受け取れるスワップポイントは高水準となっています。「為替差益」と「スワップポイント=金利差益」の両方を得られるのが、FXの“二度おいしい”部分と言えるでしょう。

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