WeeklyH24Dec03

為替相場観 連載


為替について
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先週の時点では、ドル円が82円台まで来ることが意外でした。
しかし、レンジの中心が82円台を維持し、かつ81円台で引けたのが、週の半ばの水曜日、東京、ロンドンだけであったということから、すこしずつ、82円台に市場参加者の目が慣れ出した、ということも考えられます。
「目が慣れ出す」ということは、このレベルを「高い」と思わずに、「買う」という判断をする人が現れることを意味します。
ということは、これから、ドルの買い持ちが増える相場の来ることも、予想しておいた方が良いのではないでしょうか。
従って、日本の総選挙前に、一度は、それなりのドル安方向への調整があるものと、考えるべきだと思います。

ユーロドルは、先週後半に来て、1.30台乗せがある、強めの雰囲気でした。
欧州で流通しているホームカレンシーなので、欧州のニュースで方向が決まっても決しておかしくないのですが、金曜日の欧州・米国市場で、ユーロ安方向に押し戻され、1.29台での越週でした。
どうも1.30台アッパーで定着するには、もう少し欧州に明るいニュースが必要なようです。

ドル円もドル高、欧州も決してネガティブではないところを見ると、ユーロ円について、しばらくはネガティブな話しは出すべきではないと思います。
「欧州の不安は残る」というようなコメントはよく聞きますが、ドイツがポジティブに動いている以上は、気持ちをベア(下向き)に傾けてはいけないでしょう。

EUR/USD 1時間足 ボリンジャーバンド(25)

EUR/USD 1時間足 ボリンジャーバンド(25)

 

再び息子の友達登場
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何カ月か前に、大学生の息子の友達が、わが家に泊まりに来た話しをした。
その友達が、つい2日前に、再びわが家に。

期待したのは、この私。
外国に関する面白い話しが、また、聞けるからだ。

今回びっくりしたのは、彼曰く、どうもアジア人の中で、英語がもっとも下手な人種が話題となり、最下位の北朝鮮とその一つ上の日本の順位が逆転したと。
北朝鮮には負けたくない、と誰しもが思ったはずだ。

一体何が原因で、日本の英語レベルが北朝鮮に負けるのだ?
彼曰く、「北朝鮮の人達は、お互いが海外で出会うと、英語で話しをする。ところが、日本人同志が海外で出会うと、英語で話しをしない。日本語になっちゃうんですよね」

確かに、日本人同志が、英語で話しあうと、どうもキザに聞こえて、はばかられるものだ。

私もイギリス駐在時代に経験がある。
外人を連れて日本企業を訪問すると、日本人の担当者の顔色を窺わなければならない。
通訳しすぎると、相手が英語ができないものとして、顔を潰してしまうし、全く通訳しないで、相手が困ってこちらを向いて来るのを待つと、「なぜもっと早く助けてくれないの」という非難に会う可能性がある。
駐在時代には、それでかなり気を使った。

一方、おじさんはうんちくを垂れて、「北朝鮮で海外に行く人は、朝鮮労働党の幹部の子弟だけだよ。
海外で高等教育を受けているから、皆、英語ができるんだよ」
それ自体間違っていないが、しかし、くやしーーー!

どうも日本人というのは、複雑な精神構造をしている。

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