[20日午前の東京マーケット概観] 朝高のドル円、クロス円下げる

概況


午前8時50分発表の1月通関ベース貿易収支発表前の午前8時半前から円売りが優勢、元財務次官の武藤敏郎・大和総研理事長が新日銀総裁候補から外れた可能性があるとの読売新聞の報道を受けたもの。1月貿易収支は1兆6294億円の赤字(市場予想1兆3796億円の赤字)と赤字幅が予想を上回ったことでドル円はいったん93円81銭近辺まで上昇したが、この水準は午前8時半ごろにつけた高値とほぼ同じで、ここで再び上値が抑えられると93円65銭近辺まで押された。もっとも、押し目買いニーズは強い。一方、午前9時を過ぎて対欧州通貨でドル売り優勢の展開で、ユーロドルが1.3409ドル近辺まで上昇すると、ユーロ円は125円71銭近辺まで上げている。ポンドドルは1.5437ドル近辺まで上昇。反面、豪ドル米ドルは1.0336米スドル近辺まで軟化。ポンド円は144円72銭近辺まで上げたが、ここからは押されている。豪ドル円は96円90銭台中心にもみあいその後、ユーロが対ドルで上値を切り上げ、午前10時すぎにユーロドルは1.3432ドル近辺まで上昇。ユーロ円も125円88銭近辺まで買われた。とかし、他のクロス円やドル円の上値は重く、午前11時半前にドル円が93円35銭近辺まで下げ、ユーロ円は125円24銭近辺、ポンド円は144円15銭近辺、豪ドル円は96円68銭近辺まで売られた。さらに午前11時半ごろ。「必要となれば為替市場に介入する用意」とのウィーラーNZ中銀総裁によるけん制発言が伝えられると、NZドルは対米ドルで0.8468米ドル近辺から0.8416米ドル近辺、対円で79円14銭近辺から78円67銭近辺まで売り込まれた。

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