[15日の東京マーケット概観] 午後、日銀総裁人事の報道で一時円買いが加速

概況


クロス円、ドル円とも、午前10時前の仲値公示前後から下向きに転じると、日経平均の下げとともに下値を切り下げ、ユーロ円が123円63銭近辺、豪ドル円が95円89銭近辺、ポンド円が143円55銭近辺まで下落、いずれも14日ニューヨーク安値を更新。ドル円は92円61銭近辺まで押され、こちらも14日ニューヨーク安値を更新。午前11時を過ぎるとクロス円、ドル円に買い戻しの動き。自民党の山本幸三元経済産業副大臣のドル円相場について「95円から100円程度が適正水準」と語ったことに反応したとされ、ユーロ円が124円21銭近辺、ポンド円が144円20銭近辺、豪ドル円が96円33銭近辺まで上げ、ポンド円、豪ドル円は午前9時以降の下落分を回復。ユーロ円も下げ幅をかなり埋めた。ドル円は93円1銭近辺と一時93円を回復。もっとも、その後は失速。午後に入って政府は日銀総裁人事について、武藤敏郎・大和総研理事長を中心に一段と絞りこみが進んでいるとのロイター報道で同氏が外債購入に慎重なスタンスとの認識から円買いが加速、午後2時ごろにかけドル円が92円25銭近辺、ユーロ円が123円9銭近辺、ポンド円が143円13銭近辺、豪ドル円が95延62銭近辺まで売られた。その後は下げ渋りから午後4時にかけてクロス円、ドル円ともに買い戻しの動きがみられたが、上値では抑えれ、下げトレンドが継続。

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