[13日午前の東京マーケット概観] ドル円、クロス円、狭いレンジながら上値切り下げの展開に

概況


12日の欧州市場で、日本時間12日午後7時ごろ、G7声明として「市場が決定する為替相場へのコミットメントを再確認」「財政・金融政策は国内目標を目指し、為替相場を目標としない事を再確認」と発表され、当初、マーケットでは円の現状の水準が容認されたとの見方から円は小幅に下落。麻生財務相は「日本のデフレ対策、為替を目的としていない事がG7各国から認識された事に意義」と発言。しかし、ニューヨーク市場で、午後11時前にG7当局者の「G7声明は誤解されている、声明は行き過ぎた円の動きへの懸念を示唆、一方的な円の誘導を懸念」との発言が伝えられたのをきっかけに円が急騰、ドル円は93円割れ、一時92円94銭近辺まで下げた。その後やや戻したが、何度も試した93円60銭の上抜けができず、ニューヨーク市場終了後、13日午前8時前に93円14銭近辺まで押され、その後は93円30銭台中心の展開が継続。クロス円も同様の動き。ユーロ円は125円近辺まで売り込まれ、その後126円手前が重く、午前8時前に125円29銭近辺まで軟化。午前9時過ぎて125円50銭台で推移。その後は、次の展開待ちに様子見に傾斜。ドル円は93円20銭台後半~93円40銭前後の狭いレンジを往来。ユーロ円は125円45銭~125円60銭台前半、ポンド円は146円20銭~146円30銭台後半、豪ドル円は96円45銭~96円55銭で推移。午前11時半ごろから正午かけて、ドル円、クロス円ともに狭いレンジながら上値がじりじりと切り下げる展開。

戻る