[12日の海外マーケット概観] G7当局者の発言に円急騰

概況


12日の欧州市場では日本時間12日午後7時ごろ、G7声明として「市場が決定する為替相場へのコミットメントを再確認」「財政・金融政策は国内目標を目指し、為替相場を目標としない事を再確認」と発表され、当初、マーケットでは円の現状の水準が容認されたとの見方から円は小幅に下落。麻生財務相は「日本のデフレ対策、為替を目的としていない事がG7各国から認識された事に意義」と発言。しかし、ニューヨーク市場で、午後11時前にG7当局者の「G7声明は誤解されている、声明は行き過ぎた円の動きへの懸念を示唆、一方的な円の誘導を懸念」との発言が伝えられると円が急騰、カーニー・カナダ中銀総裁の「G20で円について協議する可能性は大きい」と発言を受けドル円は93円割れ、その後一時92円94銭近辺まで下げた。ユーロ円は125円近辺、ポンド円は145円25銭近辺、豪ドル円は95円78銭近辺まで売られた。その後は、米ダウの上昇を背景に全般に下げ渋ったが、上値は重かった。

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