[フォーカス] 20日のユーロ圏財務相会合と24-25日のイエレンFRB議長議会証言が最大の焦点 ユーロ圏は申請拒否の独次第 米は利上げ時期示唆回避か

概況


19日の海外市場では、ギリシャの金融支援を巡る交渉に関する報道が市場の大きな焦点に。ギリシャ政府は同日、ユーロ圏財務相会合に対して金融支援の6ヵ月間の延長を申請。マーケットはリスクオンに傾き、円売りの流れにあったところに、日本時間午後9時過ぎにドイツがギリシャの申請を拒否したとの報道が流れると一転円が買い戻される混乱も。ギリシャは財政緊縮政策の継続を約束しておらず、ドイツはそうした申請を「十分な解決策を伴った申請ではない」と評価。ユーロ圏は財務相会合を20日に開催し、ギリシャの申請を受け入れるかどうか判断する予定だ。一方で、18日に公表されたFOMC議事録は予想外にハト派的内容だったことから、市場は6月利上げの可能性が依然残っているかどうかを見定めるために、イエレンFRB議長の来週2月24-25日の議会証言に注目している。19日も米指標の予想より弱い内容の発表が継続しているが、ドル円の反応は鈍く底堅い展開。6月米利上げ観測が崩れない限り、ドル円も腰の強さを発揮しそうだ。いずれにせよ、イエレンFRB議長の議会証言が当面の最大の焦点になる。その証言内容次第では上も下もありそうだが、明確な利上げ時期を示唆するような内容にはならないとの見方も多い。米経済の動向は何かはっきりしない、強さと弱さのせめぎ合いの状況にあり、利上げ決定を下せる状態にはないのではないか。

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