[外為全般] またぞろ「円安誘導発言」と批判も そろそろ気を付けた方が…

概況


正午にかけて円売りを主導した上海株の上昇が、上海株式市場の前引けにかけいってこいに転じて豪ドル米ドル派上昇前のレベルを下回った。一方で日経平均の底堅さに支えられてクロス円、ドル円は値を保っていたが、勢いを失っていた。そこに午後2時半過ぎ、西村内閣府副大臣の「対ドル100円問題ないとの認識」との発言が伝えられたのをきっかけに再び円売りを強めた。ドル円は89円44銭近辺まで上伸。その後はドル円、クロス円とも伸び悩んでいる。短期筋が飛びつき、すばやく利益確定の動いたもよう。しかし、ここで気をつけなければならないことがある。海外ではこのところ、日本の要人による「円安誘導発言」に神経を尖らせている。西村発言も円安誘導発言として批判を浴びよう。前日に甘利経済再生相が「円安誘導発言はしていない」と発言したばかり。G20などの場でテーマにするとの海外の声も聞かれ、世界では禁句として常識となっている当局者による為替への言及、日本が批判の矢面に立たないようにすることが必要だ。

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