[10日午前の東京マーケット概観] ドル円、クロス円は上値重い 豪ドル下落後反発

概況


10日の東京市場は午前9時過ぎ、方向感なくもみ合い。ドル円は118円60銭前後、ユーロ円は134円20銭台後半~134円40銭台前半、ポンド円は180円40銭~180円50銭台前半で推移。9日のニューヨーク市場では、ギリシャのツィプラス首相が6月までのブリッジローンを求めたとの報道が伝わった。ギリシャに対するEUなどの金融支援は緊縮財政を条件に2月末までの期限となっており、ツィプラス首相は期限延長を拒否し、つなぎ融資を得たうえで、その間に支援策の条件を再交渉したい意向とされる。先行きは予断が許さない状況。ドル円は調整売りが先行、米株安もあって終盤に118円33銭近辺まで下落。ユーロ円は133円67銭近辺まで売られた後は、ユーロドルの反発とともに下げ渋った。ポンド円も軟調、一時180円15銭近辺まで下落、その後やや買い直されたが、戻りは鈍かった。豪ドル円は上値が重い。93円には届かず、逆に92円34銭近辺まで押し戻された。午前9時半を過ぎると、日経平均の軟調な動きを受けてドル円は118円40銭近辺、ユーロ円は134円21銭近辺、ポンド円は180円26銭近辺まで下落。午前10時30分発表の中国物価統計の予想以上の下ブレで景気の弱さへの連想から豪ドルは売られたが、その後中国の金融緩和への思惑を材料に上海株など中国株が買い直されるとともに豪ドルも上昇。対米ドルは0.7793米ドル近辺を安値に0.7840米ドル近辺、対円は92円34銭近辺を安値に92円89銭近辺まで買い戻された。正午にかけドル円、ユーロ円、ポンド円はもみ合い。

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