[5日午前の東京マーケット概観] 株安と30年国債入札結果への警戒から円買い優勢

概況


4日のニューヨーク後半に米WTIは、米国の原油在庫が630万バレルに増加したとの報道を受けて、4連騰の後に47.95ドルまで水準を切り下げた。その後、原油安に加え、ECBが「ギリシャ国債への適格担保規定の特例措置解除を決定した」と発表すると、米株が急速に伸び悩むとともに、ユーロドルが1.1446ドル近辺から1.1315ドル近辺まで急落。ユーロ円は134円38銭近辺から132円53銭近辺まで売り込まれた。豪ドルも90円71銭近辺まで売り直された。ドル円は117円7銭近辺まで下落。その後、5日早朝は下げ渋り。この流れを引き継ぎ、午前9時を過ぎて全般に小動き。しかし、午前10時前の仲値公示を通過した後、日本の10年国債利回りが0.400%をつけたことや、日経平均の下げ幅拡大を背景に円買いの動き。ドル円が117円11銭近辺、ユーロ円が132円70銭近辺、、ポンド円が177円73銭近辺、豪ドル円が90円74銭近辺まで下落。午前10時半を過ぎるといったん買い戻しの動きも見られたが上値は限定的でその後ダレた。その流れの中で、ドル円が下値サポートラインを切り、117円2銭近辺まで下落、4日NY安値更新。株安と日本の30年国債入札結果への警戒感が背景にあると指摘されている。クロス円も売り直された。ポンド円は177円75銭近辺と5日安値を更新。正午にかけては30年国債入札結果の発表を控えて円買いが一服。ただし、ドル円の短期的な下げ基調は継続。

戻る