[16日の海外マーケット概観] リスクオフムードに円買い優勢の展開

概況


スイス中銀の予想外の突然の決定が、15日の欧州、ニューヨーク外国為替市場に一時動揺を与えた。同中銀は政策金利のレンジや目標値のマイナス幅を拡大する一方で、スイス・フランのユーロに対する相場上限(1.20)を撤廃すると発表。この上限は2011年に導入された措置で、スイス・フランの過大評価を食い止めることが狙い。この決定を受け、スイス・フランは主要通貨に対して急騰。またリスクオフの流れにムードを変え、一時円買いに走らせた。その後、市場は落ち着くも、ニューヨーク市場では、米国株が高寄りしたが、大手銀行2行の決算が失望的な内容だったことを受け銀行株が売られ、株価は急激に落ち込んだ。米株安を背景に再び円買い優勢となり、下げ渋っていたドル円は再び116円20銭台に売り直された。クロス円も下落。ユーロ円は135円5銭近辺まで売られた。

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