[外為全般] ドル円、クロス円は次の展開待ち 豪ドル円、15日NYで日銀のサプライズ追加緩和以前のレベルに沈む

概況


15日にアル・マズイル・アラブ首長国連邦エネルギー相が「OPECは原油価格が40ドルに下落しても減産しない」と発表したことが伝えられると米原油価格が55ドル台まで急落、原油相場一段安とともに、世界的な株価調整を背景に15日ニューヨーク終盤にドル円は117円56銭近辺まで下落したが、下げは限定的。前週の後半以来のサポートラインを切っていない。ユーロ円は146円26銭近辺まで下落、こちらは11月24日以来の安値に。ポンド円は183円83銭近辺と11月19日以来の安値。特に資源国通貨の下げは大きく、豪ドル円は96円61銭近辺まで売られ、10月31日以来、日銀のサプライズ追加緩和実施以前のレベルに沈んだ。豪ドル米ドルは一時0.8201米ドル近辺と2010年6月以来の安値に。16日の東京市場は、ドル円が117円80銭前後、ユーロ円が146円60銭前後、ポンド円は184円30銭前後、豪ドル円は96円70銭台~96円80銭台で、いずれももみ合う展開。次の展開待ちといったところ。原油の長期低迷が続けば、原油安に伴うメリットだけでなく、商品価格の下落を通じた新興国や資源国の経済下ブレによる世界経済への悪影響や、物価下落などのデメリットも大きく、マーケットはむしろ後者の懸念を強め始めている。

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