[フォーカス] 日銀短観 「先行き」が悪化 足元の為替レート、想定為替レートより大幅円安も慎重さ 円安メリット実感しにくいとの指摘

概況


12月調査「日銀短観」によると、業況判断DI(「良い」-「悪い」:%ポイント)は、大企業・製造業が+12(前回9月調査+13、市場予想+13)と9月調査から1ポイント悪化したが、大企業・非製造業は+16(前回9月調査同+13、市場予想+13)と9月調査から3ポイント改善。注目したいのは先行きで、それぞれ+9、+15となり、製造業で3ポイント、非製造業で1ポイント悪化が見込まれている。ドル円レートは足元で1ドル117~118円で推移、12月調査の事業計画の想定為替レート(1ドル103.36円、9月調査同100.73円)と比べて大幅な円安となっている中で、円安の恩恵を受けやすい製造業で先行きに慎重になっているのは、円安の追加的なメリットが実感されにくくなっているとの指摘が多い。

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