[21日午前の東京マーケット概観] 株安に麻生けん制発言重なってドル円、クロス円調整

概況


ドル円は、午前9時前の118円30銭台半ばから118円2銭近辺まで弱含んでいる。20日ニューヨーク後半以降のレンジ内の動き。もっとも、現状では118円をキープ。同じくユーロ円は148円40銭超のレベルから148円13銭近辺、ポンド円は185円60銭台後半から185円24銭近辺まで下落。豪ドル円は101円82銭近辺まで押されている。ドル円は20日欧州市場序盤で119円に接近してからは利益確定の売りなども入って調整含みの動き。さすがに短期間での急ピッチでの上げだけに警戒意識も出た模様。調整後、短期筋は再び上値トライ、120円超えへ意欲を見せよう。その際に日本の政府や当局から何らかのけん制発言が出るのかがポイント。その後も日経平均の下げ幅を拡大にドル円、クロス円とも下げが継続。さらに午前10時前に麻生財務相の「為替は市場が決めること、介入する話ではない」としながらも「円の下がり方のスピードのテンポ速すぎる」「円安、円高の急激な変動は歓迎すべきではない」「急激な変動は、輸入物価に直結する」との発言が伝えられたのをきっかけに円の買い戻しの動きが強まった。ドル円は117円35銭近辺まで売られ、ユーロ円が147円52銭近辺、ポンド円が184円45銭近辺、豪ドル円が101円50銭近辺まで下げた。正午にかけては小幅な値動きに。

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