[30日の海外マーケット概観] NY後半、円売りの動き強まる

概況


30日のニューヨーク市場は、予想を上回る米7-9月期GDPを受けてドル買いが強まりドル円は一時109円36銭まで上昇したが、すぐに売り直された。米GDPの予想を上回る伸びは、輸出の好調もあったが、国防費の大幅な増加が主導したもので他の項目は予想通りとされたことが要因か。米10年国債利回りの低下もあってドル円は108円78銭まで反落。しかし午後に入り、本邦大手紙による「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内債券の運用比率を35%まで引き下げる見通しの報道がGPIF材料として蒸し返されたことや、クレジット・カード発行のVISAの大幅な上昇による米ダウの上げ幅拡大を背景に31日日本時間午前2時ごろから急激に円売り地合いとなってドル円は一時約3週間ぶりの高値となる109円47銭近辺まで買い進められた。ユーロ円が138円を超えた。終盤はやや伸び悩み、ドル円は104円15銭近辺まで押され、ここでサポートされた。一方、ユーロドルは米GDPを受けたドル買いに一時1.2545ドルまで下落したが、その後1.26ドル台前半に反発。独10月消費者物価指数は市場予想を下回ったが、ユーロの下げは一時的にとどまった。

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