[フォーカス] 米CPI、年明けには前年比で1%割れの予想も

概況


22日のニューヨーク市場では、22日の米9月消費者物価指数(CPI)は総合部分が前月比で0.1%と、市場予想の0.0%を上回り、コア部分は同0.1%と、市場予想通り。マーケットは総合部分が予想を上回ったことを材料にドル買い、米債売りに動いた。外国為替市場では、足元の欧州通貨が軟調地合いにあったこともドルを買い上げやすかったとみられ、ユーロドル、ポンドドルが下値を切り下げ、ドル円は107円36銭近辺まで上昇。しかし、後半、米株が崩れると米債が戻し、米10年国債利回りは2.21%とほぼ横ばいに終わった。ドル円は107円9銭近辺まで押し戻された。米9月消費者物価指数の総合部分が前月比で0.1%と予想を上回ったとはいえ8月と同じで、予想を上回ったことだけを材料にするのは無理があったとの印象が残る。マーケットでは、最近の原油相場とガソリン価格の下落を踏まえると、エネルギー価格は10月にさらに落ち込むものとみられ、総合CPIは前月比でマイナス領域の数値になる可能性が高いとされ、年明けには前年比で1%を割り込むとの分析もある。

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