[8日の海外マーケット概観] 米FOMC議事録受けドル急落 ドル円はクロス円の急上昇で下げ渋る

概況


8日の欧州市場は、欧州株の軟調と米長期金利が低下する中、ドル円は再び108円割れ。しかし、このレベルは値ごろ感などの買いニーズが根強く、ドル円は108円20-30銭台に押し返した。ニューヨークは、ダウの軟調でドル円は108円を割り込んだが、米長期金利の上昇を背景に108円40銭台に反発。その後、10年国債入札の不調に利回りが2.38%台まで上昇するとドル円は108円75銭の高値を付けた。しかし、注目の米FOMC議事録で、日・欧の景気減速によるドル高が米景気とインフレを押し下げる可能性が示されたことで米長期金利が急低下、ドルが急落した。ユーロドルは1.2656ドル近辺から1.2747ドル近辺まで急上昇。ニューヨーク後半に入ってすでに上昇していたユーロ円は137円92銭近辺まで上値を切り上げた。ユーロ円もドル円は108円70銭近辺から108円4銭近辺まで売り直された。ただ、FOMC議事録を好感して米株が急伸したことでユーロ円などのクロス円が上昇、これを支えにドル円は108円トビ台までの下げにとどまった。

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