[フォーカス] 8月末鉱工業在庫率が大幅な上昇 製造業の生産は景気後退的な局面との声も

概況


注目された8月末の鉱工業在庫率は、前月比8.5%の大幅上昇となった。最終財在庫率、生産財在庫率ともに大幅に上昇した。経済産業省は「生産の判断、「弱含みで推移」で据え置き」と評価しているが、マーケットの中には「製造業の生産活動は景気後退的な局面に入ったと判断される」との声も上がっている。30日午前8時50分発表された8月鉱工業生産指数速報値は前月比-1.5%(予想0.2%、7月0.4%) と予想に反してマイナス、 前年比は-2.9%(予想-1.1%、7月-0.7%) の結果に。生産の前年比は、8月にマイナス幅を拡大させたが、年内は更なるマイナス幅拡大の可能性があるという。また、出荷は前月比-1.9%と低調だった。
製造工業生産予測調査によると、9月は前月比6.0%の上昇、10月は0.2%の低下を予測している。しかし、こうした在庫の積み上がりの中で、9月の前月比6.0%は実現のある予測かは疑問となる。

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