[フォーカス] 外国為替市場、ドル先高充満、少なくともFOMC直前まで思惑引っ張る投機筋 結果内容は二の次

概況


ドル円、クロス円は総じてもみ合い。ドル円は107円10銭前後、ユーロ円は138円30銭台~138円40銭台前半、ポンド円は173円84銭近辺まで弱含んでいるが、12日の早朝からのレンジ内にはある。一方で、豪ドルは引き続いて軟調地合い。豪ドル円は11日後半のニューヨークの下落後のレンジ内にはあるが、97円31銭近辺まで押されている。豪ドル米ドルは0.9086米ドル近辺に下落、安値を更新。

11日のドル円は106円65銭~107円10銭台のレンジで上下動となったが、上げトレンドは継続しており、次のステップへの環境が着々と。例えば、安倍総裁との会談後の黒田日銀総裁の会見内容に新味はないのにドル買いのきっかけにするなど、一つ一つの材料の実際の中身とは関係なく、マーケットでは早期米利上げへの思惑または思惑そのものを材料にしてドル先高観は充満しており、そこに投機筋の入り込む余地は大きい。少なくとも来週現地時間17日(日本時間18日未明)のFOMCで結果が判明するまではこの流れが続きそうだ。投機筋にとっては、当面、FOMCの結果が期待外れか期待通りかは二の次で、その発表前までドル高に向けた思惑を引っ張っていれば、成功と言えるのではないか。

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