[11日午前の東京マーケット概観] 足元でドル買いピッチ鈍る 様子見の動きも

概況


NZ中銀は日本時間午前6時、政策金利を予想通り3.50%に据え置くと発表。声明での「現在の為替水準は正当化できず持続不可能」「NZドル一段の大幅下落を予想」を受けてNZドルは急落、対米ドルで0.8178米ドル近辺、対円は87円39銭近辺まで売られた。11日の東京市場は、午前9時を過ぎて、日経平均の伸び悩みを背景に円の買い戻しが優勢。ドル円は、10日ニューヨーク後半に続いたもみ合いゾーンの106円80銭台前半から106円69銭近辺まで下落、ユーロ円が137円85銭近辺、ポンド円が172円96銭近辺、豪ドル円は97円74銭近辺まで押された。午前10時30分、豪8月雇用統計の予想以上の改善で豪ドルが上伸。対円は98円33銭近辺、対ドルで0.9216ドル近辺まで買われた。その後は伸び悩み。一方で中国8月消費者物価指数が前年比2.0%と予想以上の鈍化で、ドル円や、ユーロ円、ポンド円では円買いを誘い、ユーロ円が137円73銭近辺、ポンド円が172円82銭近辺まで下落、ドル円が106円64銭近辺まで押された。しかし、午前11時を過ぎると再びドル買い。ドル円は106円78銭近辺と下落前のレベルまで買い戻されて、ユーロドルは1.2905ドル近辺、ポンドドルは1.6185ドル近辺まで下落、豪8月雇用統計を材料に買われた豪ドル米ドルは、0.92169米ドル近辺を高値に0.9176ドル近辺まで押された。もっとも、下げは限定的で、前日までのようなドル買いの勢いは見られない。これまでのピッチも早く、足元でとりあえず様子見ムードが出始めている。

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