[10日午前の東京マーケット概観] 全般は方向感に欠く

概況


9日のニューヨーク市場では、米10年国債利回りが2.5%に上昇するとともにドル円は106円46銭近辺まで上昇。この間、米株は下落していたが、長期金利を嫌気しての動きで、ドル円は反応していなかったが、終盤にダウが下げ幅をやや拡大した局面で106円3銭近辺まで押し戻された。高値で買った向きの投げ的な売りが出た可能性がある。10日早朝にかけて106円25銭前後のレベルまで小戻したが、その後ジリ安に転じ午前9時を過ぎ、軟調な日経平均を眺めて106円3銭近辺まで下落、9日ニューヨーク安値と並ぶ。106円がキープできるかが当面焦点に。ユーロ円は、ユーロドルの買い戻しとともに137円45銭前後のレベルまで上げたが、ここからは抑えられ、午前9時を過ぎて137円30銭近辺まで押された。ポンド円は9日海外市場から171円前後のレンジ相場が継続。9日ニューヨークで急落した豪ドルはその後底値圏での小動き。豪ドル円は午前9時前に97円66銭近辺まで下落した後97円70銭台半ばで推移。その後、10日は外貨決済に伴う需要が高まりやすい「ゴトー日」に当たっていることでドル円は仲値公示への思惑もあってジリ高に推移するとその勢いに乗って106円16銭近辺まで買い直されて午前9時過ぎの下げを回復。ここからはもみ合い。一方で、ドル円の106円は堅い。クロス円は、ユーロ円が137円41銭近辺と強含み。午前11時を過ぎると日経平均が軟調なまま動意がみられない中でも再びドル買いの動き。ユーロドルが1.2931ドル近辺、ポンドドルが1.6120ドル近辺、豪ドル米ドルが0.9170米ドルまで下落、ドル円は106円33銭近辺まで持ち直し。全般は方向感に欠く。

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