[フォーカス] ドル買い一色に 為替と株の連動断ち切れる 背景に米早期利上げ観測と米長期金利上昇 米株の崩れに懸念

概況


為替相場と、世界の株式相場の連動が断ち切れている。これまでは円の場合、一般的に株安・円高、株高・円安のパターンだったが、最近は株安でも円高にはなっていない。株安の背景に米早期利上げ観測と米長期金利上昇があるからだ。ドル円は株安への反応そのものが弱い。ユーロやポンド、豪ドルは、株高によるリスクオンの流れで買われる傾向が強かったが、特にユーロやポンドは、米金利先高観に加え、ともに売り材料を抱えていることで、最近は株価動向にかかわらず売りに傾いている。米金利上昇継続にドル高一辺倒の状況が加わると、決して低くない水準にある米株式相場が崩れる可能性が懸念される。米当局が長期金利の上昇を抑えにかかるかがポイントに。

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