[外為全般] 円、ユーロ、ポンドともに売り材料抱える一方、買い材料持つのはドルのみでドル買いに集中しやすい状況に

概況


8日ニューヨーク後半にドルが全面高。米サンフランシスコ連銀調査レポートが「金融市場は米利上げペースを過小評価」と指摘したことを受けて、このレポート内容を材料にして米国債利回りの上昇とともにドル買いが一段と強まり、ドル円は106円9銭の高値を付け、2008年10月以来の106円台を示現。この流れを受けて9日の東京市場ではさらに106円15銭近辺まで上値を切り上げた。その後は利益確定の売りや輸出企業のドル売りなどで106円3銭近辺まで軟化。ユーロ円は136円84銭近辺まで上げた後136円70銭近辺、ポンド円は170円82銭近辺まで上げた後170円69銭近辺、豪ドル円は98円46銭近辺まで上げた後98円41銭近辺まで押されている。

8日ニューヨーク後半ユーロドルはドル買いに押され1.2882ドルと昨年7月以来の水準まで下落。年初来安値を更新した。英ポンドは対ドルで1.6098ドルまで売られ、昨年11月以来の安値を付けた。ドル高に加え、英国からのスコットランド独立を問う住民投票を18日に控え、世論調査では独立賛成派が反対派を上回る等、不透明感が強まったことが売り材料視された。豪ドル米ドルは0.9277米ドルまで下げた。円、ユーロ、ポンドともに売り材料を抱える一方で、買い材料を持つのは米ドルだけという中でドル買いに集中しやすいが状況にある。

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