[外為全般] ドル円、クロス円とも小幅もみ合い

概況


ドル円は103円70銭前後で小幅なもみあい。28日の欧州市場では、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に一時103円55銭近辺まで売られたが、欧米株が落ち着くとともに買い戻され、結局、103円70銭台レベルに戻した。もっとも、依然として高値圏でのレンジ内にはありながら水準は徐々に切り下がっている。一方、売りの中心だったユーロの戻りは鈍い。ユーロ円は136円41銭近辺まで急落、その後戻したのは下げの半分程度で137円前後のもみ合いが続いている。ポンド円はいったん下げ分を回復したが、その後はダレて172円戦後で小動き。豪ドル円も同様で97円台に乗せると重くなる傾向にある。

 ところで、なお利上げ前倒し期待を背景に米ドル先高意識は継続しているが、流動的なものであるとの認識は持つ必要がある。経済やマーケットの流れは変化するものだからだ。現状では、米の量的緩和が年内に終了するとのシナリオまではほぼ読めても、その後の米利上げが来年のいつの時点かあるかもしれないという程度であり、まだ確実なものとは言えず、今後の米経済次第ではどう変わるのかは確実なものはない。先入観は禁物だ。

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