[28日の東京マーケット概観] ドル調整が先行 ドル円は上値切り下げ継続 ユーロ反発

概況


27日のニューヨーク市場では、米長期金利の低下を背景にドル円は103円777銭近辺まで低下。しかし、一部報道で来週のECB理事会で新たな施策が発表される可能性は低いとの一報が流れると、ユーロが急伸、ユーロ円が136円73銭近辺から137円31銭近辺まで上値を切り上げ。これにつれてドル円は104円近辺まで上げたが、上値は重く、米株の伸び悩みもあって108円83銭近辺まで押された。もっとも、103円80銭前後のレベルはこのところサポートされている。ドル円は足元で上昇指向が薄れている一方で、下値は堅い。方向として下向きだが、下値を試す動きが出るのかが注目。

28日の東京市場は、日経平均の下落を材料に円買いが先行、ドル円は103円83銭近辺まで下落。ユーロ円は136円94銭近辺まで下げ、ポンド円は172円11銭近辺、豪ドル円も96円93銭近辺まで軟化。さらに仲値を通過するとドル円は107円69銭近辺まで下値を切り下げ、27日ニューヨーク安値を更新。その後はやや買い戻されたが、上値が切り下がる展開が継続。一方、午前10時ごろからドル調整でユーロが反発。午前11時前後にかけてユーロドルが1.3215ドル近辺、ユーロ円が137円15銭近まで切り返した。正午にかけてはユーロ円が137円4銭近辺まで押された。豪ドルは、午前10時30分発表の豪4-6月期民間設備投資が前期比1.1%と予想に反してプラスとなったことを材料に対円で96円後半から97円23銭近辺まで上伸、対ドルで0.9371付近まで上昇。NZドル円も一時87円19銭近辺まで上昇。ただし、ともに対円では正午にかけて伸び悩んだ。

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