[外為全般] ドル円、クロス円上値切り下げ

概況


甘利・経済再生担当相の「為替動向、国情に見合った水準に市場が自動修正しつつある」「過度な円安は輸入物価にはねかえり、国民生活にマイナスの影響もある」「為替水準、輸出と国民生活への悪影響を最小にする最大公約数に収まることを期待」などとする発言が伝えられたのをきっかけにクロス円、ドル円が正午すぎにかけ急落。その後も上値が重い展開が続ている。この後の欧州勢の動きが焦点となる。輸出企業にとっては円安が追い風となるため、今の日本では誰もが円安を望んでいるものと勘違いしやすいが、急激な円安は輸入企業にとっては厳しい環境となる。政権サイドがようやく円安をけん制する動きに出てきたことは注目される。ドル円が急激に90円台まで下落する勢いが当面は弱まった可能性がある。もっとも、今回のけん制は、円安の水準より、むしろスピードに対しての可能性があり、緩やかな円安なら容認するのかが今後の探る点か。

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