WeeklyH25Jan15

概況 為替相場観 連載


為替について
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この数週間、かなりハイテンポで円安が進み、大台が様変わりするために、現状の89円台が、もう見慣れたレベルなのか、久しぶりのレベルなのか、混乱してきました。
この「目が慣れる」という作用は、実は相場にとって大きな意味があります。
目が慣れていないレベルを見ると、人間は、「これは高い」とか、「これは安い」と思うからです。
つまり段々、円安が進んでも、「これは随分とドル高のレベルだから、とりあえず売っておこう」という輸出筋は減ると思った方が良いでしょう。

欧州に劇的な変化や、事態の好転があったとは思わないのですが、市場は勝手に、状況改善=ユーロ高を演出しています。
でも「市場のことは市場に聞け」です。
外国為替が、経済のファンダメンタルズを引っ張っていくとはいいませんが、市場のマインドの好転は認めなければならないでしょう。

そして、そのファンダメンタルズは、今のところ、米国有利に動いているようですので、緩やかなユーロ高相場が続きそうです。

ユーロドルもポジティブ、ドル円もポジティブですので、ユーロ円は、かなり上昇ペースが速いです。
ECBの利下げの可能性が少なくなってきているようなので、これからは、スワップ益をも狙うユーロの買い持ちが増える可能性も頭に入れておいた方が良いでしょう。

EUR/JPY 日足 BB(25)

EUR/JPY 日足 BB(25)

当たり前と思っていること
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当たり前と思っていることが当たり前でない。
これは、外国の文化を見るとよくある。

つい最近、へぇーと思ったこと。
元国連事務次長の明石氏の話。
『国連に入った1957年、ペルー出身の同僚に、
「トイレに行くとき、いつ手を洗うのか」
と聞かれた』

ということは、我々が当たり前と思っている、用を足した後に洗うというのは、世界共通の行動ではなかったのだ!

よく考えてみれば、(よく考えるまでもないが)用を足す前に手を洗うというのも、うなづける。

もう一つ。
社長秘書が、会社で外部からの電話を受ける。
「○○社長さんは、いらっしゃいますか?」
「いいえ、○○は外出しております」

社長を呼び捨てにするなどは、韓国ではもってのほかだそうだ。
外よりは身内の目上が大事。
竹島を見れば、わかるか。

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