[外為全般] ドル円、クロス円再びこう着、米早期利上げへの思惑VS世界株安に押し込められる

概況


7月31日の海外市場は悪い材料が重なった。特に注目されていなかった米第2四半期雇用コスト指数が第1四半期の前期比0.3%から第2四半期には0.7%と、大幅な上昇を見せたこと。米国に早期利上げへの思惑がくすぶっていたところにその思惑を増幅させかねない要因に。しかし、その後、米7月シカゴ購買部協会景気指数が52.6と、6月の62.6から大幅に悪化し、2013年6月以来の低水準を記録したことは、米株安に拍車をかけた。ドル円は103円近くまで上げた後102円73銭近辺まで押された。しかし、ダウが300ドル超の下げになったにもかかわらず、レンジ相場が崩れなかった。リスクオフの円買いにつながらなかったのは、米早期利上げへの思惑が依然材料となっているためとみられる。ドル円が下がらないことで、クロス円ももみ合う展開に。1日の東京市場は、ドル円が102円70銭台後半で小動き。102円80銭前後では押されるが、動意薄の展開。ユーロ円は137円60銭台前半での往来。ポンド円は173円50銭前後で推移。豪ドル円は95円60銭前後でもみ合う展開が継続。動き始めたドル円は再びこう着の中に押し込められてしまっている。

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