[30日午前の東京マーケット概観] ドル円、クロス円とも様子見に小幅な値動き

概況


29日の海外市場ではドルが全面高。ニューヨーク後半でダウが下げ幅を拡大、米10年国債利回りが低下に転じたため、通貨は小動きとなったが、一方で、マーケットがより金融政策を織り込む手段といわれる米2年国債利回りの上昇を支えにドルは終日強いままだった。ドル円は102円17銭近辺まで上昇、ユーロドルは1.3404ドル近辺まで売り込まれた。ドル高の背景には、FOMC会合結果のややタカ派的内容への期待や、米7月雇用統計の強さへの期待が思惑として流れているとみられる。

30日の東京市場は、ドル円、クロス円とも小動き。ドル円は102円10銭を超える場面も見られたが、おおむね102円トビ台後半での小幅なもみあい。ユーロ円は136円90銭台前半での動き。日本の6月鉱工業生産速報値は前月比▲3.3%(予想▲1.2%)と予想を大幅に上回るマイナスとなったが、マーケットは特に反応を見せていない。日経平均も最近の強い地合いのままで、米株安への反応も鈍い。その後、日経平均の伸び悩みを背景にクロス円、ドル円が押される展開。ユーロ円が136円83銭近辺、ポンド円が172円9銭近辺、豪ドル円が95円70銭近辺まで下落、クロス円の下げでドル円が102円3銭近辺まで軟化。日経平均の下げが止まるとドル円、クロス円とも買い戻された。その後は上値を追う動きも見られず動意薄。ドル円、クロス円とも材料難にこう着。ドル円は102円8銭近辺、ユーロ円は136円91銭近辺、ポンド円は173円3銭近辺、豪ドル円は95円78銭近辺と小幅レンジの下限で推移。

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