[11日の海外マーケット概観] リスクオフの流れで円が買われる

概況


10日の欧州市場はリスクオフの流れに傾斜。欧州株の下落に加え、米長期金利低下でドル円は101円20円銭台まで押された。ポルトガル大手銀行バンコ・エスピリト・サントの親会社が短期債務の返済延期を発表したことをきっかけに久しぶりの金融不安が台頭、同銀行の株価が急落した事が欧州株全体に波及した。ニューヨークは、リスクオフの動きが強まった。ダウ先物の下落幅拡大や米10年国債利回りの2.5%割れを背景にドル円はストップロスを巻き込んで101円6銭まで急落。その後はダウが下げ幅を圧縮、2.49%まで低下していた10年国債利回りも2.53%まで戻したことで、ドル円は101円30銭台まで買い直されたが、上値は抑えられた。ユーロ円を中心にクロス円も売られた。ユーロ円は137円50銭近辺まで売り込まれた。その後やや持ち直したが、137円90銭前後が重かった。もっとも、今回のポルトガルの債務問題について、持続的なものとみる向きはあまりいない。

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