[フォーカス] 24日の日本と英国のイベント、マーケットの反応は

概況


24日の外国為替市場では値動きに乏しい展開となった。同日夕方、日本では「骨太の方針」、改定成長戦略を閣議決定、安倍首相が記者会見する予定。外国人投資家がその内容次第で日本株買いに再出動するきっかけとなるとの見方もあったが、すでに部分的に報道され、サプライズもなさそう。隠し玉的なものも考えにくい。想定内の結果しか出なかった場合、外国人投資家の失望売りや、円買いが起きるとの見方もあるが、もともと期待度が低かった分にその反応も鈍いとされ、相場へのインパクトも小さいと考えるのも、確かに一つの考え方である。日本への関心のなさが、今後、ドル円のこう着継続につながる可能性がある。

一方、同日、イギリスでは、カーニー英中銀総裁が四半期インフレ報告について議会証言を行う予定。先日マンション・ハウス・スピーチで突然、早期利上げの可能性について言及してマーケットを驚かした。もともと利上げには慎重派とみられていたが、カーニー英中銀総裁の変わり身は何なのか。信頼性に欠けるとの指摘も出ているという。議会証言後の記者会見ではその辺がかなり突っ込んで質問を受けるとの見方がもっぱらだ。どの程度のタカ派トーンが示されるかマーケットは注目しているが、強気姿勢を維持すれば、市場金利上昇とポンド高進行につながる可能性もあり、そこをどう調整して発言してくるかが目を離せない。

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