[18日午前の東京マーケット概観] ドル円、クロス円上値重いも小幅な値動きに

概況


朝方、ドル円は、午前8時半過ぎに102円21銭近辺まで強含んだが、102円10銭台半ばで押し戻された。ユーロ円などクロス円も小幅上昇後に戻した。その後も102円10銭台後半で推移。17日のニューヨークでは、米5月消費者物価指数が前月比で0.4%と、2013年2月以来の高水準を記録、コア部分も同0.3%と、2011年8月以来最も高い水準を示した(市場予想はいずれも前月比0.2%)。前年比では、総合が2.1%、コア部分が2.0%と予想を上回った。米5月住宅着工件数と着工許可件数は市場予想を大きく上回る減少を見せたが、市場はこれらを無視。市場の関心がインフレにあることで米10年国債利回りは2.65%まで上昇。ドル買いにつながった。もっとも、ドル円は上値を追う情勢にはなっていない。上値は抑えられており、レンジ相場を上抜けするムードは感じられない。ドル円、クロス円ともに弱含む展開。ドル円は102円11銭近辺まで押し戻された。ユーロ円は138円35銭近辺、ポンド円は173円20銭近辺、豪ドル円は95円32銭近辺まで下落、午前10時前にかけて買い戻されたが、その後再び下げた。しかし、下値も限定的で、その後も小幅なレンジが継続。マーケットは米FOMC会合と米イエレンFRB議長の記者会見に関心が集中。米5月消費者物価指数が予想より上振れたこともあり、インフレへの認識にも注目が集まりそうだ。

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