[12日の海外マーケット概観] リスクオフの円買い

概況


12日の欧州市場は、リスクオフの円買いの動き。ドル円は再び102円割れ、ユーロ円などクロス円も下げた。ユーロ円が137円79銭近辺まで下値を切り下げ、11日ニューヨーク安値を更新。ユーロドルの下げも加わり、1.3514ドル近辺まで売られ、11日欧州安値を更新。つれてポンド円は171円50銭近辺まで押された。ニューヨーク市場では、注目の米5月小売売上高と新規失業保険申請件数の予想より悪い結果に加え、イラクのクルド自治政府の治安部隊が油田地帯の都市キルクークを掌握したことに伴うイラク情勢の緊迫化を受け米10年国債利回りが2.59%台に低下し、安全資産としての円が買われ、ドル円が101円60銭近辺まで下落。欧州市場で売られたユーロドルは反発に転じた。英ポンドは、カーニー英中銀総裁が「政策金利の引き上げは投資家の予想よりも早くなる可能性がある」と発言したことを受け急騰。ポンドドルの引けは1.6929。新興国通貨は米株が売られたにもかかわらず堅調で、ユーロは対新興国通貨は引き続き売られた。

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