[29日午前の東京マーケット概観] 円買いの地合いが継続

概況


再び円買いの動き。ドル円は101円68銭近辺まで下落。ユーロ円は138円23銭近辺と、こちらは28日のニューヨーク安値を更新。ポンド円は170円割れ。豪ドル円は93円77銭近辺まで押されている。28日のニューヨーク市場では、米10年国債利回りが重要なテクニカル水準である2.47%を割り込む(一時2.43%と2013年7月上旬以来約10カ月半ぶりの低水準)と101円63銭まで下落したが、朝の水準はこれに迫るもの。一方、ドルは、対円以外では堅調で、ユーロドルは1.36ドル割れの1.3587ドルと、2月13日以来の安値となった。ECBのメルシュ専務理事が6月5日のECB理事会では複数の措置を打ち出す可能性やECB中銀預金金利のマイナス化を示唆したことなどが材料。29日も早朝から1.3593ドル前後の安値圏での小幅なもみあいに。その後、午前9時台はドル円、クロス円とも小幅なもみ合う展開となった。午前10時30分に発表された豪1-3月期民間設備投資が予想以上の減少に。この発表を受けて豪ドルが直後に売られたが、その後反発。対米ドルで0.9210米ドル近辺まで下げた後、まもなく0.9260米ドル近辺まで買い直された。対円では93円68銭近辺まで下げた後94円15銭近辺まで上昇。一方でドル円は101円64銭近辺、ユーロ円は138円21銭近辺、ポンド円は169円95銭近辺まで下落、いずれも午前9時過ぎの安値を下回った。午前11時台に入ると、日経平均の下げ渋りでクロス円中心に買い戻しの動きがみられたが、ドル円を中心に引き続き上値が重い展開。

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