[外為全般] 朝方強含んだドル円、クロス円押される展開に 市場に漠然としたドルへの不安感

概況


ドル円、クロス円とも上値が重い。ドル円は午前9時過ぎにかけ101円75銭近辺まで強含んだあと101円57銭近辺まで弱含んでいる。ユーロ円は141円73銭近辺を高値141円54銭近辺、ポンド円は172円74銭近辺を高値に172円46銭近辺まで下落。豪ドル円はもみあいだが、95円割れのレンジ内下限に。
後半のゴールデンウイーク中はドル安が進んだが、相場の方向感に気迷いムードが強まっている。2日の米4月雇用統計は非農業雇用者増加数が大幅なポジティブ・サプライズになったことや、失業率が0.3%ポイント低下するなど予想を大きく上回る結果となって発表直後は米長期金利が急伸、ドル全面高となったが、その後、長期金利の低下とともにドルが売られ、ドル円、ドルストレートとともに急反落。5日もドルは一時下落、6日はドル安が拡大した。米4月雇用統計では、中身を見ると、雇用増も時間当たり賃金と週当たり平均労働時間数は横ばい、労働参加率は低下するなどの欠点を持っているが、全体の雇用統計の強さにもかかわらず米長期金利が低下しドル安が進むことに対して市場を困惑をさせている。雇用統計に対してより以上の強さを想定していた可能性があるが、市場にドルへの漠然とした不安感が漂っていると指摘されている。まず、その正体は何なのかの見極めが必要だ。7日のイエレン議長議会証言に関心が高まろう。

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