[13日の海外マーケット概観] リスクオフの高まりで円、スイスフランに資金シフト

概況


13日のニューヨーク後半にドル円、クロス円の下値が拡大した。ケリー国務長官は議会公聴会で、ウクライナ南部のクリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票が予定通り16日に実施されれば、米国と欧州連合(EU)は17日に「一連の重大な措置」を発動させると発言したことやウクライナのトゥルチノフ大統領代行が地元テレビで、ロシア軍がウクライナとの国境に集結していると発言。ウクライナの再度の緊迫化を背景に、円やスイスフランなど安全な資産を買って株などリスク資産を売る動きが広まった。ドル円が101円54銭近辺まで下落。また、ドラギ総裁がECBが「ユーロ圏にデフレが根付かないようにするための追加政策手段を用意している」との見解を示すと、ユーロの下落にも拍車が掛かり、ユーロ円は143円25銭近辺から140円71銭近辺まで売られた。ポンド円は171円50銭近辺から168円70銭近辺まで下げ幅が拡大。豪ドル円は93円30銭台から91円54銭近辺まで下げた。1.3965ドル近辺まで急伸したたユーロドルは1.3845ドル近辺まで売られ、12日のニューヨーク序盤の上昇前のレベルまで落ち込み、いってこいの展開。

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