[3日午前の東京マーケット概観] 円売り根強く103円台

概況


2日のニューヨーク市場では米長期金利の上昇や日銀追加緩和への思惑からドル円は103円11銭近辺まで上昇、米株が軟調な中でも103円の高値圏を維持したが、終盤に米株が一段安になるとさすがに下落に転じて102円90銭台に、それでもしばらくこのレベルでもみあいとなったが、午前9時を過ぎて日経平均が急速に伸び悩むとともに102円83銭近辺まで下げた。クロス円も下落。ユーロ円は、ニューヨークでの139円69銭近辺を高値に139円24銭近辺、ポンド円は168円70銭近辺を高値に168円21銭近辺まで下落。豪ドル円は93円80銭前後でもみ合う展開が継続。その後、午前10時を過ぎるとドル買い。ドル円が103円15銭近辺と、3日ニューヨーク高値を更新。クロス円も上昇しているが、ドルストレートの下落が上げを抑えた。ユーロ円は139円57銭近辺、ポンド円は168円63銭近辺まで買い戻され、2日ニューヨーク市場終盤の下げをほぼ回復。ユーロドルは1.3524ドル近辺と2日ニューヨーク安値を更新。ポンドドルは1.6346ドル近辺まで下落。103円台を回復した後はこう着状態が継続。米株が長期金利の上昇に反応し始めたことで、ドル円もここからの展開は次第に難しくなる可能性がある。円安で日経平均はプラスを維持しているが、アジアは軒並み軟調。強い米指標を受けて米金融政策がマーケットに優しい対応をしてくれるのかやや揺れ始めた可能性もぬぐえない。微妙なマーケットムードの変化に注意したい。

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