[21日の海外マーケット概観] 円、豪ドルが売られる

概況


ここに来て必ずしも市場環境が変化して円売りとなったわけではない。今、円売りが最も儲かるとのコンセンサスで市場参加者が円売りを進めている。すべて円売りにつながる材料のみを取り上げ、円売りをターゲットにする格好で、21日は東京、欧州市場と円売りが継続、欧州市場では101円には「オプション絡みの防戦売り」との観測で101円手前で足踏みの場面も見られた。また、ドラギECB総裁が講演で「マイナス金利を暗示しようとしていない」「前回会合以降、マイナス金利に関して議論されていない」などの発言でドル円は100円70銭近辺まで押されたが、円売りの流れは継続しており、ニューヨーク市場では、米新規失業保険申請件数が予想より少なかったことを材料にドル円が101円台、米11月フィラデルフィア連銀景況指数の弱い結果に100円80銭台まで押されたが、一時的で、ドル安要因は無視され、ドル円は上げ継続、終了際に一時7月10日以来の高値となる101円15銭近辺まで上昇。一方、スティーブンス豪中銀総裁は講演で「引き続き為替介入にオープン」と、介入を辞さない構えを示し、豪ドルが全面安の展開。他の資源国通貨もさえない。

戻る