[外為全般] リスクオンに背を向けた豪ドル 豪中銀の豪ドル安誘導への転換で、対円でも下落傾向に 他の資源国通貨にも波及

概況


円は、対ドル、対欧州通貨に対して下げ基調を強めているが、その円に対して下落傾向にあるのが資源国通貨。現在のようにリスクオンの流れではいち早く飛び出すのが豪ドルなど資源国通貨だが、その様相がすっかり変わっている。資源国通貨の下げを主導しているのが豪ドル。米金融緩和縮小が近いとの観測から再び新興国から資金が流出している影響や豪・米金利差の縮小への思惑などの背景もあるが、最大の要因は、豪中銀のスタンスがここにきて明らかに豪ドル安誘導へと転じてきたことだ。21日もスティーブンス豪中銀総裁が講演で豪ドルを下げたい意向を示し、介入も辞さないか構えを示した。豪ドル米ドルは、21日ニューヨーク後半に0.92米ドル割れの0.9198米ドル近辺まで売られ、豪ドル円は93円割れの92円92銭近辺まで下げた。23日早朝から買い戻されているが、なお下値模索となる可能性がある。豪ドル安にNZドルなどが引っ張られている。

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