[11日午前の東京マーケット概観] 方向感つかみにくい

概況


ドル円、クロス円ともにやや弱含んでいるが、8日のニューヨーク市場で急伸して以後のレンジ内(98円80銭~99円20銭)の動き。ドル円は、早朝に99円23銭近辺と8日ニューヨーク高値をわずかに更新、午前9時前にも99円21銭近辺をつけたが、99円20銭前後は重く、その後99円割れの98円97銭近辺まで押されている。ユーロ円は132円53銭近辺を高値に132円23銭近辺、ポンド円は158円83銭近辺を高値に158円48銭近辺、豪ドル円は93円7銭近辺を高値に92円85銭近辺まで軟化。11日は米国が休場とあって動きにくい展開になるか。いずれにしても、米10月雇用統計に対する評価も分かれており、実勢を反映したものかどうかがしばらく関心が向おう。また、強い非農業部門雇用者数のみに市場の目が奪われ、他の米指標の9月PCEデフレーターが前年比0.9%と1%を割ったことや、米11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が72.0と予想を下回ったことに反応しなかったが、こうした指標をどう評価していくのかも注目される。ドル円、クロス円がじりじりと押される展開。ドル円は98円95銭近辺と、8日ニューヨーク急伸以降のレンジ下限に接近。ユーロ円は132円22銭近辺まで軟化。ポンド円、豪ドル円は上値を切り下げ。もっとも、下値も限定的。マーケットでは、ドル円は、対ユーロでのドル高が押し上げた面もあり、ドル円が99円台で定着するかは疑問視する向きも少なくない。

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