[8日午前の東京マーケット概観] ドル円、クロス円 米10月雇用統計発表控えに動けず

概況


7日のニューヨーク市場では、前期比年率2.8%と予想を大きく上回る米第3四半期GDPを好感してドル円が99円40銭近辺まで急伸したあとその上昇分を消し、さらにストップロスを断続的に巻き込んで97円62銭近辺まで急落。ユーロ円が、ECB利下げ直前のレベルから2円安の131円20銭近辺まで下げるなどクロス円も売り込まれた。米GDPの上ブレは在庫投資増によるもので、「数字ほど内容は良くない」との見方と、その反動減や米政府機関閉鎖による影響などで米第4四半期GDPは失速するとの懸念からドルが売られた。その後、ドル円は98円を回復したが、98円20銭では抑えられ、東京市場8日午前9時過ぎには98円10銭台後半で小動きが続いた。クロス円も緩やかに買い戻されたが上値は抑えられ、値幅には乏しい。中国10月貿易収支が311億ドルの黒字と、黒字額が予想(248億ドルの黒字)より拡大したことを材料に豪ドル円が93円10銭近辺まで上げた後まもなくいってこいの展開に。8日は米10月雇用統計の発表を控えて市場参加者は動きにくくなっている。

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