[外為全般] ドル円、クロス円 持ち直し気味も上値重い 次の展開待ち

概況


7日の海外市場は大きく上下動した。極め付きはニューヨークの予想を上回る米GDPを巡る評価で米株高・長期金利上昇・ドル高が進んだ後一転して株安・長期金利・ドル安の動き。米GDPの上ブレは、在庫投資の寄与度が大きく、個人消費は予想を下回った。在庫投資は一時的であり、反動減が予想され、政府機関の閉鎖も影響が加わると、第4四半期GDPは大きく減速する可能性が高いとの見方から悲観的な見通しに。米ダウは150ドルの急落、米10年国債利回りは2.598%と2.6%割れに急低下、ドル円は99円40銭近辺まで急伸したあとその上昇分を消し、さらにストップロスを断続的に巻き込んで97円62銭近辺まで急落した。その後、ドル円は98円を回復したが、98円20銭では抑えられ、8日午前9時過ぎには98円10銭台後半で小動き。8日は米10月雇用統計の発表を控えてしばらくは動きにくいと見られるが、その結果次第では波乱含みの展開も予想される。クロス円も激しく動いた。ユーロ円は、ECBによる利下げやドラギ総裁の記者会見を受けて131円88銭近辺と一気に132円割れ、米GDPを受け132円70銭近辺まで買い戻されたが、米株安・米長期金利低下・ドル安のなかで円が買い直されたため131円21銭近辺まで急落。ポンド円は157円29銭近辺、豪ドル円は92円46銭近辺まで売り込まれた。クロスも緩やかに買い戻され、午前9時すぎにユーロ円は131円70銭近辺 ポンド円は157円90銭台、豪ドル円は92円90銭台前半まで持ち直し。もっとも、その後はドル円、ユーロ円を中心に上値が重い。次の展開待ち。

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