[3日午前の東京マーケット概観] ユーロ買い仕掛けに上伸

概況


2日のニューヨークでドル円は97円13銭近辺まで下落した後、米株の下げ渋りなどでやや買い戻されたが、欧州も含めて戻しても97円50銭台からは押される展開に。円に先高観が残っている表れとも見られ、結局、97円30銭台で終了。こうした円買い地合いは3日の東京市場にも引き継がれ、午前9時前から再び円買いに動き、午前9時を過ぎて97円24銭近辺まで下落。また、ニューヨークで、ドラギECB総裁の会見を受けユーロドルが上伸したのにつれて、東京市場のレベルだった132円台半ばまで買い戻されたユーロ円は132円14銭近辺、欧州中盤から158円前後でもみ合う展開が続いていたポンド円は157円82銭近辺まで軟化。ドル円とほぼ同じ展開となった豪ドル円は91円を割った後の91円40銭台後半から91円10銭近辺まで下げた。午前10時を過ぎて、日経平均の戻りとともにドル円、クロス円が買い戻された。ドル円は97円63銭近辺、ユーロ円は132円63銭近辺、ポンド円は158円38銭近辺まで上昇。さらにユーロを中心としたクロス円の上昇が、ユーロ買いにつながり、ユーロは対ドルで1.3622ドル近辺、対ポンドで0.8386ドル近辺、対円で132円91銭近辺まで上昇。2日にドラギECB総裁が追加緩和に積極的な姿勢を示さず、イタリア上院ではレッタ政権を信任したことが引き続いてユーロ買いを仕掛けやすくしている面がある。その後、正午にかけてユーロは軟化。一方、ドル円は97円60銭をはさんでもみ合う展開。

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