[4日午前の東京マーケット概観] ドル円、クロス円上値重い 豪ドルのみ異彩高

概況


3日のニューヨーク市場は、米8月ISM製造業景況指数の予想より強い結果に、米10年国債利回りが2.9%台に上昇するとともにドル円は99円85銭まで上伸。しかし、ベイナー下院議長によるシリア制裁支持が伝わると失速。さらに、米長期金利の上昇やベイナー発言を受けて、一時100ドル超上昇していたNYダウがマイナス圏まで沈むとドル円は99円24銭まで下落。クロス円も反落した。4日の東京市場は全般に小動きで推移していたが、午前9時19分ごろ東北や関東などで地震が発生すると円高に振れ、ドル円は99円41銭近辺まで下落。理由ははっきりわからないが、日本で地震が起きると一時的にせよ円高に動くケースが多い。ユーロ円は130円97銭近辺、ポンド円が154円75銭近辺、豪ドル円が90円2銭近辺まで下げた。その後は全般に買い戻された。午前10時30分、豪第2四半期GDPは前期比0.6%と、前期と同じ伸び、市場予想では前月比0.5%と0.6%があり、予想より強いというより、下ブレがなかったことが豪ドル買いにつながった可能性があり、その後、豪ドル円は一時90円62銭近辺まで上げ、反転基調が継続。午前10時45分発表の中国8月HSBCサービス業PMIも上昇したが、反応は限定的。一方、豪ドル以外のクロス円やドル円は上値の重い展開。シリア軍事介入の可能性が短期的、限定的とはいえ出できたことが圧迫しているもよう。

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