[28日の焦点] 米7月住宅販売保留指数に要注意

概況


28日発表の景気指標は件数は少なく、マーケット注目度の高いものは見当たらないが、その中で米7月住宅販売保留指数に注意したい。予想は前月比0.1%(6月▲0.4%)とやや持ち直す。この用語自体はそのままでは分かりにくい。中古住宅販売仮契約指数と言った方が理解しやすい。米国では中古住宅の売買が成約してから最終引渡しまでに1~2カ月のタイムラグが一般的という。売買契約が結ばれているが、最終引渡しが行われていないものを全米不動産業協会(NAR)が集計したデータだ。引き渡しが済んだものを集計する中古住宅販売件数の先行指標として注目されている。23日発表の米7月新築住宅販売件数、26日発表の米7月耐久財受注と、続けざまに市場予想より大幅に弱いデータが出た。この2つのデータだけで米金融緩和縮小の決定に影響が与えるとは考えにくいが、7月住宅販売保留指数が弱いと高止まり状態にある米長期金利が低下傾向を強める可能性もある。

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