[22日午前の東京マーケット概観] 円売り優勢の展開に

概況


21日のニューヨークでは、FOMC議事要旨で「議長が示した緩和縮小への道筋に幅広い支持」との内容が伝えられると、量的緩和の早期縮小観測が高まり、米10年債利回りの上昇からドル買いが強まった。ドル円は一時97円98銭近辺まで上昇、ユーロドルは1.3335近辺まで下落。その後はもみ合う展開となったが、量的緩和縮小時期への具体的な言及がなかったこともあって上値を追う動きともならず、終盤、ドル円は97円50銭台とFOMC議事要旨発表直前のレベルまで後退。FOMC議事要旨は「手掛かり材料が示されなかった」(市場筋)。もっともドル円は、米長期金利の高止まりから買い直され、22日早朝から東京市場午前9時過ぎにかけ97円80銭前後で推移。クロス円も同様な展開。ユーロ円は130円91銭近辺まで上げた後130円25銭近辺と反落。ポンド円は153円62銭近辺まで上げたが、その後は売られ、午前9時ごろには152円64銭近辺の安値をつけた。その後は全般にレンジ内の動き。午前10時半ごろから米10年国債利回りの2011年7月以来の2.9%台乗せを背景としたドル高に加え、10時45分発表の中国8月HSBC製造業PMIの「50」回復とそれに伴う日経平均の上昇が加わって円売り地合いに。豪ドル円が88円40銭近辺まで買い戻され、ドル円が98円28銭近辺まで上昇、ユーロ円が131円13銭近辺、ポンド円が153円55銭近辺まで上げた。その後はドル円、クロス円ともに正午にかけてジリ安。

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