[20日午前の東京マーケット概観] 全般に方向感に乏しい展開 豪ドル買い続かず

概況


19日のニューヨーク市場は、独連銀の「ECBのガイダンスは利上げの可能性を排除せず」との見解が伝えられると欧州で上昇したドル円、ユーロ円、ユーロドルなどが午後、米長期金利の上昇を嫌気した米株の下げ幅拡大を受け押された。マーケットは欧米金利高に神経質に。20日の東京市場は小幅もみあい。ドル円は97円55銭近辺のあと97円60銭台前半、ユーロ円が130円10銭割れの後130円20銭台前半、ポンド円は152円64銭近辺まで押されたあと152円80銭台前半の展開。外貨決済ニーズ高まりやすい「ゴトー日」に伴う仲値公示への思惑でドル円は97円74銭近辺まで上昇したが、仲値公示前後から97円65銭近辺まで押された。クロス円も同様。豪ドルは豪中銀議事録要旨の発表を受け「一段の利下げを直ちに実施する意図を示すことも望まず」といった文言で午前10時前からの下落分を回復したが、その後対米ドルで0.9082米ドル近辺、対円で88円71銭近辺と20日安値を更新。「利下げは差し迫っていないが可能性示す必要性ある」「一段の緩和の可能性を閉ざすべきではないとの見解で一致」も意識されていると見られる。一方で日経平均の下げ渋りなどでドル円は97円85銭近辺、ユーロ円が130円48銭近辺、ポンド円が153円10銭近辺まで強含んだが、円買い戻しが強まると上昇前のレベルまで押し戻された。その後上値が重い。全般に方向感に乏しい展開。

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