[12日午前の東京マーケット概観] 全般にレンジ内で方向感に欠ける展開

概況


朝方は円買い優勢。ユーロ円が129円19銭近辺、ポンド円が149円76銭近辺、豪ドル円が90円45銭近辺まで下落。ドル円も98円76銭近辺まで押された。ドル円、クロス円ともに下値はサポートされたが、上値は徐々に切り下げられた。11日のニューヨークでも米株高の局面での円売り場面でもクロス円、ドル円とも上値の伸びに勢いが見られない。特にダウの上げ幅(169.26ドル)が結構大きかったにもかかわらず、クロス円やドル円の戻りは比較的小さかったとの印象だ。早期の米金融緩和縮小観測の後退を背景にした米金利低下が大きく(米株高をよそに11日の米10年国債利回りは2.57%まで低下)、足元での円買いによる下げトレンドを意識か。仲値への思惑や日経平均の上げ幅拡大を背景にドル円、クロス円が上昇。もっとも上値は重い。ドル円は99円16銭近辺、ユーロ円は129円83銭近辺、ポンド円は150円46銭近辺まで上昇したが、いずれも11日東京午後以降のレンジ上限前後のレベルでは上げが止まり、その後は押される展開。一方、依然オセアニア通貨は不安定。豪ドルは11日ニューヨーク市場でも下げたが、12日の東京でも株高に乗れない。豪ドル米ドルは午前10時前に0.9133米ドル近辺まで下げ、11日ニューヨーク終盤の戻りを消した。午前11時過ぎにかけて反発。豪ドル円も90円90銭近辺まで買い戻されたが、早朝の下げを回復しただけにとどまった。全般はレンジ内で方向感に欠けた動き。

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