[4日の焦点] ドラギ総裁の記者会見に注目

概況


4日発表の景気指標は少ない。主だったものは、日本の週間ベースの対外対内証券売買契約等の状況と、豪5月住宅建設許可件数。後者の市場予想は前月比▲1.0%(4月9.1%)。4月が比較的大きな伸びをみせたことによる反動減が見込まれているようだ。指標以外では英中銀と欧州中銀の当面の金融政策が発表される。政策金利はともに据え置きが予想されている。欧州中銀は、ドラギ総裁が最近の講演で追加緩和に前向きなような発言を行なっているが、今回の会合では予想されていない。しかし、会見は注目。そもそもドラギ総裁の口先だけの発言の可能性も否定できない。利下げをほのめかして欧州の長期金利の低下やユーロ安につなげたいとの意向が感じられなくはない。一方、英中銀もサプライズは予想されていないが、今回の会合から前カナダ中銀総裁のマーク・カーニー氏が英中銀総裁として初めて出席。カーニー氏が新総裁になったからといって政策変更があると見る向きはいない。

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